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朝日大学法学部開設・法学会発足30周年記念特別講演会を開催しました!

2017年12月05日

 朝日大学法学部は本年開設30周年を迎え、また、同時に発足した朝日大学法学会も30年の節目を迎えました。これを記念して、憲法学者で首都大学東京の木村草太教授をお招きし、「憲法の大切さ―改憲を考える前に―」と題した特別講演会を2017年12月3日(日)に開催し、約400名の方に参加いただきました。
 改憲が叫ばれる今日、岐阜県内唯一の法学部を有する大学として、広く地域の皆様に改めて憲法の意義や役割を考えていただき、学びの機会を提供することを目的として行ったもので、木村教授からは、「憲法や人権の大切さへの感性を磨くことが、立憲主義の実現につながる」とメッセージが語られました。
 講演では、立憲主義と憲法について「権力が分散していた前近代国家から権力を一極集中させる近代国家となることで、内戦を防ぐことができる」とした上で、一方で権力が集中すると乱用の恐れがあり、その「安全装置」として憲法がつくられたことについて分かりやすく説明され、また、安倍晋三首相が憲法9条に自衛隊の存在を明記すると提案したことに「深い考えはないだろう」と指摘、「(改憲では)自衛隊の任務も明記する必要もあるが、個別的自衛権のみを明記すれば、安保法制は違憲となる」と述べられ、政権が直面する課題についても解説されました。