1983年 昭和大学歯学部 卒業
1987年 昭和大学歯学研究科(歯科理工学)修了 歯学博士
1987年 昭和大学歯学部 助手
1992年 昭和大学歯学部 講師
1996年 昭和大学歯学部 助教授
2006年 昭和大学歯学部 准教授
2013年 朝日大学歯学部 教授
朝日大学は前身である岐阜歯科大学から数えて今年で52年目を迎えます。2020年からのコロナ感染状況を鑑みて、残念ながら記念すべき50周年行事は控えることとなりましたが、歯学部は大きな区切りを経て、さらなる高みを目指し新しいフェーズへ走り出したところです。
朝日大学の教育理念は建学の精神に基づき、「国際未来社会を切り開く人材」と「人類普遍の人間的知性に富む人材」の育成にあります。これらを具現化するために、入学初年次から3学年まで継続する英語プログラム、学生の豊かな感性からリサーチマインドを引き出す研究入門、アクティブラーニングから学生の積極的な授業への参画を目指す基礎ゼミなど、様々な特徴あるプログラムが組まれています。
実践的な国際化の場としては臨床実習時に他国の歯科事情を垣間見る海外研修と称したショートプログラムが整備され、受験生からはアメリカ、メキシコ、中国、フィンランド、イタリアといった姉妹校提携校との交換留学生制度に参加することを目指したいと、好評を博しています。また本プログラムは姉妹校の明海大学と連携を取り、長年実績を積み上げてきたもので、2020年のコロナ感染症拡大に伴い一旦、中断をせざるを得ませんでしたが、その間もオンラインでの情報交換を続けて2022年度から一部再開をしております。今後も国際交流を盛んに行い、グローバルな人材育成を目指します。
教育については社会情勢にあわせて改訂される国家試験出題基準やモデルコアカリキュラムに倣い、そのつど見直しをしております。2016年のカリキュラム改革では、大きな柱として1-4学年までのスパイラル教育を目指した「地域社会と歯科医療」を創設し、学年を経るごとに歯科医学での成長を感じ取れるプログラムになっています。初年次では未知の歯科医療の実態を見学するところから始まり、福祉における歯科の役割、病棟での歯科対応、周術期医療での歯科の関わりなど、学年が進むにつれてより臨床に近い歯科医学に触れるようなプログラムを考案しました。これにより多職種連携による医療チームの一員としてのかかわり方、あるいは長期入院患者、介護訪問医療等での役割などを学ぶことができます。また2020年の改訂時には1-4学年を束ねたゼミ制度を確立し、課題からアクティブラーニングによる議論の場を提供することで学生間の横の繋がりだけでなく縦の繋がりも備えるように工夫しました。
このように朝日大学歯学部ではしっかりとした経営基盤のもとに特色ある研究、教育が実践されています。各教員も地域社会への貢献、歯科医学の進歩・発展に注力をしつつ、歯科医師の資格取得にむけての学生諸君の修学に大きな力となってくれます。
岐阜県は南北に広く、山や谷、河川が散在し、自然に恵まれた土地柄であります。次世代の歯科医学・医療の担い手である若い諸君に向けては長閑な雰囲気で学業に専念できる環境があり、穏やかな気持ちを有する医療人へと成長できる土壌があります。これからの歯科医療に貢献していくという、強い意欲ある学生の入学を大いに期待しています。