経営学部教授(「経営組織論」、「経営戦略論」等担当)
1995年 朝日大学経営学部専任講師
2001年 朝日大学経営学部助教授・大学院経営学研究科助教授
2009年 朝日大学経営学部教授・大学院経営学研究科教授
2017年 朝日大学経営学部経営学科長
2025年 朝日大学経営学部長
朝日大学経営学部は、1985(昭和60)年4月に開設され、これまでに1万名近くの卒業生を輩出してきました。2025(令和6)年には開設40周年を迎えました。さらに、次の10年先を見据え、これまでの経営学部の伝統を磨き、その使命を果たすべく、今後も教育・研究の一層の充実を進めてまいります。
経営学部のカリキュラムは、広く教養を身につけるための共通教育科目と経営学の専門を深めるための専門教育科目によって構成されています。
共通教育科目の学びを通じて、私たち人間とはいかなる存在なのか、私たちの社会はどのような原理によって成り立っているのか、それぞれの学生が自分自身と向き合いながら学び、そして、自己の価値を見つけ出してほしいと思います。
専門教育科目の学びは、その領域として、「会計・ファイナンス」、「マーケティング」、「国際流通」の3つのコースを設けています。学生個々の興味関心や将来の進路を見据えた学習を進めることによって、より深い専門性を身につけることができます。それぞれのコースでは、教員ごとに専門演習(ゼミナール)が運営されており、教員と学生が一体となって、ともに学問的・社会的な課題に取り組み、ともに考え、ともに解決のために学び行動することで特色のある教育が行われています。単なる知識の吸収ではない、実際の体験を通じて学ぶためのプログラムが用意されています。さらに、経営学部では、教職課程を履修することによって高等学校教諭一種免許状(商業)を取得することもできます。
経営学部の学びの特徴として、初年次から簿記、英語および情報の学習に力点をおいた教育が実践されている点をあげることができます。簿記は、経営能力を身につけるための基礎であり、また高度な会計関連資格を目指す学生にとっての登竜門として、学習の進度に応じた授業が行われています。英語は、国際社会におけるコミュニケーションの手段として、使える英語の習得を重視した実用的な教育が行われています。ELS(English Language Salon)の利用や短期海外研修(語学研修)への参加によって実践的な英語能力をさらに高めることもできます。情報は、今日の社会において企業や組織に革新をもたらす鍵になっています。ICTやAIといったテクノロジーが急速に進化していく今後の情報社会の中で、情報の活用法を学ぶことによって、個人や組織がその活動の成果を高めるための糸口を見つけることができます。
また、経営学部のカリキュラムには、社会貢献(ボランティア論)やキャリア形成あるいは産業実習といった社会との関わりの中で学ぶ社会連携科目が設けられています。そうした授業において、将来の職業人生をどう歩むのかを考えるための手がかりを得るとともに、連携先企業でのインターンシップを通じて実学としての経営学の学びを深めることができます。
さらに、連携企業からの講師派遣によって開講される特殊講義は、企業人の生の声を聞くことができる場を提供し、また同じく連携企業の協力のもとで行われている短期海外研修(産学連携)は、アジア諸国に展開する日系企業の現地経営の実際を垣間見ることができる貴重な機会となっています。
私たちが生きる世界は不確実性で満ちています。新しい課題や問題が次々に現れてきています。事前に答えが用意されているわけではありません。どのような未来が訪れるのか、誰も正確に予測することはできません。混迷を深める世界の中で、社会的な課題を見つけ出し、その解決策を自ら考え、実践することができる能力が求められています。経営学部は、教育、研究あるいは実務の分野において経験豊富な教授陣と、そのもとで学ぶ学生との相互作用によって常に進化し続けなければなりません。こうした環境のもとで、未来を自ら創造し開拓する力を養ってください。
学生は大学の主役であり、主人公です。大学の人的資源、物的資源および情報的資源を最大限に活用することによって、自分自身の価値を高めるための知識、体験あるいは資格を得ることができます。大学生としての評価は、4年間の大学生活を通じて、自らの価値をどれだけ高めることができたか、その付加価値の大きさによって決まります。大学生活では、日々の小さな積み重ねが大きな成果として実を結びます。経営学部の使命は、学生自身が未来を切り拓くための価値を身につけることができるような教育研究を実践することにあり、卒業時に学生個々人が自己の成長を実感できることが私たち経営学部の教職員の喜びです。ぜひ、経営学部での学びによって、「経営人財」となることを目指してください。