保健医療学部 看護学科
特徴

併設医療機関で確かな看護を学ぶ。

学びの特色

朝日大学の建学の精神である「国際未来を切り開く社会性と創造性、そして、人類普遍の人間的知性に富む人間の育成」に基づき、看護学の専門知識、高度な医療技術、さらには高い倫理観と豊かな人間性と国際性を兼ね備え、社会に貢献できる看護師を育成することを目標としています。ここで必要なのが「3つのチカラ」。看護の対象者との関係づくり、医療チームにおける役割と姿勢、さらには高度化する医療に対応できる看護師を育成します。

建学の精神に基づく「3つのチカラ」

多様性を尊重し人との関係を構築する力
(1)看護の対象となる人々とその生活が理解できる。
(2)看護の対象となる人々と援助的関係を構築できる。
(3)看護専門職者としての倫理観に基づき、対象となる人々の尊厳と権利を守ることができる。
社会のニーズに対応し貢献する力
(1)根拠に基づいた看護の必要性を判断することができる。
(2)適切な看護援助技術を用いて、計画的・創造的に看護を実践できる。
(3)保健医療福祉チームの一員として、看護職が果たす役割を理解できる。
(4)社会人としての学識を身につけ、社会の動向を敏感に捉えることができる。
(5)異文化を理解し国際的視野をもつことができる。
看護専門職者として生涯学修し続ける力
(1)看護専門職者としての自らの課題を見出し、解決に向けた努力ができる。
(2)専門的能力を向上させるための学修が継続できる。
(3)批判的思考を持ち、よりよい看護実践を探究する姿勢を身につけることができる。

学びのポイント

POINT 01
医療人を養成してきた伝統と実績

朝日大学は、前身の岐阜歯科大学から数え40年以上にわたり歯科医師・歯科衛生士の養成を培った教育の伝統と、充実した併設医療機関というフィールドを生かし、地域の保健・医療・福祉分野の発展にさらに貢献するため、看護師の養成をスタートしました。

POINT 02
大学併設の医療機関で学べる「強み」

ベッド数381と22の診療科を擁し、高度で先進的な医療を提供し続けている朝日大学病院(旧名称:附属村上記念病院)は看護学科の臨地実習の受け入れの中心となります。病院は看護師を中心に多職種連携により実習をサポート、学生は医療現場から得られる最新の情報や、医学知識を学べます。

POINT 03
専門職連携に基づいた実践的な教育体制

看護学科教員による専門教育に加え、「臨床病態学」など医学に関する科目では朝日大学病院の医師が講義を行います。また、「解剖学」、「生理学」、「口腔と健康」などは歯学部の教員が担当。そして、すべての医療スタッフとの連携により、本学の特色を生かした高いレベルの教育を実践します。

POINT 04
高齢社会で注目される歯と全身の健康

平均寿命の伸展に伴い、高齢化が加速する日本の社会では、健康な長寿を実現することが必要です。そこで大きな注目を集めているのが「歯の健康と全身疾患の関係」です。そこで併設する歯学部との連携により歯の健康に関する講義を用意しています。少子高齢化社会で看護職として活躍する強みとなる知識を獲得することができます。

POINT 05
看護専門職になるための4年間をしっかりサポート

1人の教員が少数の学生を担当するアドバイザー制度を導入。1年次から4年次まで、その学年に合わせて教員がアドバイザーとなり、授業や実習など学習面での悩みや、国家試験、就職など将来について、あらゆる相談にのり、学生生活をサポートしていきます。

POINT 06
国家試験合格100%をめざして

1年次から学習面のアドバイス、3年次から模擬試験を実施します。国試対策委員会を中心に、指導実績のある教員が合格をめざして徹底的にサポートします。

施設紹介

基礎看護学実習室

1年次後期と2年次前期の基礎看護学の実習で使用します。病院と同じベッド、テーブルをはじめ、シミュレーションするモデル人形や模型などをそろえています。

成人・老年看護学実習室

成人と老年看護学の実習を行います。成人では吸引や救急看護の実習を行い、老年看護では高齢者の疑似体験をするための装具などを用意しています。

母性・小児看護学実習室

母性と小児看護学の実習を行います。臨床により近い学習ができるように、最新の妊産婦モデルや乳幼児・新生児モデル・医療機器を用意しています。

公衆衛生・在宅・精神看護学実習室

家での生活をイメージした実習室です。畳の部屋やお風呂、台所は車椅子での生活を、お風呂やトイレは、麻痺のある方への援助方法を考えるために設定しています。