教職課程センターの特色
21世紀がスタートして、国際化や情報化、個性重視、生涯学習への対応が、教育分野での大きな課題となっています。
本センターでは、そうした社会的課題を踏まえ、法学部・経営学部・保健医療学部・大学院法学研究科・経営学研究科にそれぞれ教職課程を設け、「社会性」「創造性」「人間的知性」を希求する本学の建学の精神を具現して、「令和の日本型学校教育」を担う人材の育成に努めています。
本センターでは、教育界で豊富な経験を積んだエキスパート及び教育学等の研究を積んだ研究者が加わり、教育課程から教育実習までを統括して、学習指導要領に基づいた模擬授業などを積極的に導入し、教科教育はもちろん、あらゆる状況を想定した具体的で実践的な生徒指導や進路指導、ならびに、教育相談の取り組み方を指導しています。そのプロセスにおいて単に教科を教える教員ではなく、「全人教育」のできる指導者の育成を図っています。また、本センターは、教員免許状の取得をめざす教員志望者の教育に加えて、内外の広範な分野の教育実践や現職教育・生涯学習にも寄与する、教職教育の中枢機関としての機能も持っています。