留学生別科 日本語研修課程
留学生別科長メッセージ

留学生別科長(教職課程センター 教授)
虫賀 文人
文学士
日本の社会、日本の歴史
1957年生まれ
早稲田大学第一文学部東洋史学科卒業
1981年 岐阜県立八百津高等学校教諭
1985年 岐阜県立各務原西高等学校教諭
1994年 岐阜県立岐阜高等学校教諭
2000年 岐阜県教育委員会社会教育文化課課長補佐
2002年 岐阜県立本巣高等学校教諭
2004年 岐阜県立本巣松陽高等学校教諭
2012年 岐阜県立華陽フロンティア高等学校教頭
2014年 岐阜県立大垣養老高等学校校長
2016年 岐阜県立各務原西高等学校校長
グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指して

朝日大学の建学の精神にある国際未来社会を切り開く社会性と創造性、そして人間的知性の育成は、留学生別科で学ぶ学生たちにとっても目指すべき指針となっています。本来、留学生別科は日本の大学や短期大学に留学生として入学する前の準備教育を行う場として設置されたものですが、本学では、ここで過ごす1年もしくは1年半の教育だけに焦点を当てるのではなく、学生一人ひとりの将来の姿を見据え、それぞれに応じたきめ細かな支援を行っています。そのため質の高い、系統的で実用的な教育内容を数多く用意しています。また少人数教育を重視し、個々の学生の理解度や参加度を意識しながら授業を進めています。

最近ではベトナムからの留学生が60%を占めていますが、20世紀初頭、ベトナム中部フエ出身の革命家ファン・ボイ・チャウが、フランスからの解放と人材育成を目指し日本に留学生を送るという東遊(ドンズー)運動を展開したことがありました。この運動は日本とフランスの協約によって道半ばで挫折してしまいましたが、当時の若者たちは皆、進取の精神に富み、意気揚々としていました。グローバル化が進む今だからこそ、次代を担う若者たちにとって、多様な文化や価値観に触れることが大切であり、その中で異文化を理解しながら、自分自身の国を改めて見直す機会にしてほしいと思います。また日本語や日本の社会、文化などを学ぶ中で、日本人が持つ誠実さ、謙虚さ、礼儀正しさなどを理解しながら、自分自身の人間性を高めていってほしいと願っています。