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中国大使館韓志強公使が来学!!!

国際交流 |2013年12月05日

 2013年12月4日(水) 中国大使館韓志強公使を講師に迎え、特別講演会を開催した。
今回の講演は、2012年9月の宮田侑理事長の中国国家友誼賞受賞をきっかけに、中国大使館と大友学長との間で発展してきた友好関係から実現したもの。
講演の前に、韓公使は裴貴春三等書記官、中国国際人才交流センター李慧蕾総代表とともに大友学長を表敬訪問。学長は公使との再会に感謝の意を表するとともに、今後も本学は日中両国の更なる発展のため建学の精神に立脚した交流を促進することを約束した。
その後、韓公使は留学生別科の授業や学内施設などを見学した。

 講演は「中日両国関係の現状と未来について」と題し、韓公使は以下のように語りかけた。

 1978年の改革開放による市場経済の導入から35年。
経済成長率は年平均9.8%、国民の収入は40倍を達成し、世界から評価を受けた。
しかし短期間の急成長は、収入格差、地域間格差、過度なエネルギー使用とそれによる環境問題などを引き起こした。
中日両国の国交正常化から41年、一衣帯水の隣国である両国は平和と協力を基本に、信頼関係を大切にしてきた。
現に直面している様々な問題については、大きな変化に両国政府の政策が適応しておらず、すぐに問題解決の糸口は見えない。
私見ではあるが具体的な案件を離れれば、2008年に発出した日中共同声明:「戦略的互恵関係」の包括的推進に立ち返り
この精神に基づいた対外政策を講じるべきであろう。
国と国との関係も、結局は個々の人と人との関係がベースになるわけで、とくに若い世代の交流には大きな意義がある。
両国発展の経済協力として今後は、省エネルギー、医療、農業、リサイクル分野に期待が集まる。

 講演には教職員の他に中国人留学生や大学院生が参加し、初めて聴く韓公使の話に熱心に耳を傾けていた。
質疑応答では、留学生からの質問に日本語、中国語を交えながら丁寧に答える韓公使の姿が印象的であった。
講演後には中国人留学生との語らいの場が設けられ、その場で韓公使は中国人留学生に、
「両国国民の友好発展や幸福のためできることは、まず一人一人ができることから始めることが大切」
というメッセージを送り、帰京の途についた。

【韓志強公使ご略歴】
 中国吉林省生まれ
 1987年        中国吉林大学卒業・法学修士
 1989年        日本国松下政経塾 研修
 2002-2003年  アメリカジョージタウン大学外交研究所 訪問学者
 2006年        中国人民大学経済学院修了・経済博士

 2008年10月    中国駐フィジー共和国特命全権大使
 2011年 7月    現職