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セイノーホールディングス株式会社・朝日大学・産学連携活動に関する協定調印式を開催!!

お知らせ |2013年02月07日

 セイノーホールディングス株式会社と朝日大学は、地域産業と大学教育の分野において連携協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目指し、2013年2月5日(火)に本大学理事長室において、調印式を開催した。

 調印式には、セイノーホールディングス株式会社から、取締役 事業推進部 輸送事業担当 大塚委利様(兼ねて西濃運輸代表取締役社長)を調印者としてお迎えし、本大学からは、大友克之学長が調印を行った。

 また、調印式後、セイノーホールディングス株式会社及び西濃運輸株式会社関係者と本大学関係者との懇談会を開催した。この懇談会では、今後の産学連携活動に関する意見交換を行い、親交を深めた。

産学連携活動調印式:セイノーホールディングス株式会社取締役事業推進部 輸送事業担当 大塚委利(左)、朝日大学学長 大友克之(右)

産学連携活動調印式:セイノーホールディングス株式会社、西濃運輸株式会社及び朝日大学関係者

産学連携活動の経緯と主な内容は、次のとおりです。

(協定締結の経緯)

 この協定は、朝日大学が昨年開催された「ぎふ清流国体」に向け、スポーツ強化選手の養成のための受け皿として、「朝日大学体育会」を設置し、スポーツ振興に力を注いでいた際、朝日大学大友克之学長が岐阜県体育協会の理事を務めることとなり、縁あって、岐阜県体育協会会長を務めておられた田口義嘉壽会長(セイノーホールディングス株式会社代表取締役会長)と出合い、その後、「朝日大学大学院経営学研究科教員研修会」の実施(研修会講師:西濃運輸株式会社大塚委利代表取締役社長)、西濃運輸株式会社「岐阜物流センターの見学会」、物流サービス研究「グローバルロジスティクス研究会」の参加協力などの産学連携活動の交流を積み重ねて、朝日大学から、セイノーホールディングス株式会社へ依頼し、協定を締結する運びとなりました。

(産学連携活動の主な内容)

1.寄附講座の開催
  朝日大学では、2013年度から、「西濃運輸寄附講座」を開設し、西濃運輸株式会社の協力を得て、講座講師や専門家の派遣
及び運営を無償で実施いただくことで、計画を進めております。この講座は、前学期・後学期それぞれ同一の内容で行われ、90
分の授業を15回で構成し、「特殊講義Ⅰ(西濃運輸寄附講座)」の授業科目として、単位認定を行います。

2.講演会の開催
  講演会は、法学部・経営学部において、2013年度入学生から、「キャリア形成Ⅰ・キャリア形成Ⅱ」の授業科目を開設し、その中で開催を予定しております。この授業科目は、中央教育審議会の答申に基づき、「キャリア教育を、生涯を通じた持続的な就業力の育成を目指す」授業科目として、教育課程に位置づけ、各分野の産業界において、第一線でご活躍されている企業の代表者を招へいして、講演会を開催し、学生の就業意識の向上と生涯を通じた持続的な就業力を身につけてもう授業科目として開講し、セイノーグループに属する企業の協力を得て実施いたします。

3.研究会の開催
  大学院経営学研究科においては、プロジェクト研究として「グローバルロジスティクス」「観光地域経営」「クライシスマネジメント」の3つの学問領域を研究テーマに設定し、複数の教員による実践的な研究指導体制を構築しました。研究会は、プロジェクト研究テーマのうち、「グローバルロジスティクス」において、物流サービス研究「グローバルロジスティクス研究会」を立ち上げ、第一線でご活躍するセイノーグループに属する企業の参加協力を得て、研究会を運営しており、今後、さらに発展させたいと考えております。

4.見学会の開催
  見学会は、主に物流研究を進めている土井義夫准教授のゼミに所属する学生を中心として、西濃運輸株式会社見学会のほか、さらに発展させ、セイノーグループに属する企業の見学会の開催を計画しております。

5.インターンシップの開催
  インターンシップは、セイノーグループに属する企業において、受入れ可能な企業に学生を派遣し、就業体験を実施します。本大学の「インターンシップ」は、夏季休業などの期間中に事前・事後指導を含めて、60時間以上の就業体験を行うことにより、単位認定することとしており、実学教育の実践の場として位置づけております。