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2018年度 さくらサイエンスプラン 2件採択!! メキシコ州立自治大学研修生の研修事業を無事終える!

国際交流 |2018年10月22日

 本年度で4年連続採択となる「さくらサイエンスプラン」の支援を受け、来る11月18日~25日までの8日間、中国の北京大学口腔医学院からの研修生受入れに加え、本年度は、当該事業初となるメキシコ合衆国からの受入れについても、本学の姉妹校であるメキシコ州立自治大学からの研修生受入交流事業が初の採択となりました。

 約30年に渡り、歯科医学における学術交流に努めてきた本学とメキシコ州立自治大学は、1993年に姉妹校協定を締結した後、1995年から歯学部学生の相互短期研修を開始し、本年まで194名の学生と42名の教員を招へいし、両大学間の学術・文化交流に努めてまいりました。また、同国の歯科医学、歯科医療の発展に寄与する目的で1989年には、メキシコ州立自治大学歯学部内に、朝日大学及び明海大学の創立者の名を冠した「宮田慶三郎デンタルリサーチセンター」を設立し、これまで8名の同大学教員を本学客員研究員として受け入れ、共同研究を行っております。

 今回、本事業での受入れにあたっては、9月25日~10月2日の8日間、「ホスピタリティマインドに富む「日本型歯科医療」人材の育成を目指して」をテーマに研修が行われ、期間中は台風24号接近に伴う一部予定変更もありましたが、吉田製作所及びモリタ製作所における最新歯科医療設備の工場視察、四条烏丸ペリオインプラントセンターにおける最先端医療現場の視察、メキシコ大使館訪問、本学大学病院視察や吸啜機能及び咬合誘導に関する講義受講等の研修を経て、研修生らは無事帰国の途に就きました。

 メキシコ州立自治大学との交流は、1995年から本年度で25回を迎え、今後も引き続き両大学の友好・交流の一層の発展を望むところです。

※「さくらサイエンスプラン」
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)(http://ssp.jst.go.jp/index.html)が行う日本とアジア等の科学技術の発展と青少年の交流を目的とし、日本の科学技術分野の最先端技術を紹介するために優秀なアジアの青少年を短期的に招へいしている交流事業