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2018年度第7回FD研修会「中国の科学技術と日中科学技術交流」を開催

学習・研究活動 |2019年01月28日

 2019年1月25日(金)、1号館第4大講義室において、朝日大学教職員を対象としたFD研修会が開催され、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)中国総合研究・さくらサイエンスセンターの上席フェローである沖村憲樹(おきむらかずき)氏をお迎えし、「中国の科学技術と日中科学技術交流」と題してご講演いただきました。
 
 朝日大学の建学の精神である“国際未来社会を切り開く社会性と創造性、人類普遍の人間的知性に富む人間を育成”に立脚し、中国の北京大学口腔医学院との交流を行う中で、発展し続ける中国を学び、日中両国の科学技術交流を更に発展させることを目的に、本研修会の開催が実現しました。

 講演では、昨今の中国の科学技術分野の著しい発展について、様々な統計資料や学術記事に基づき、国家の重点政策として実施されてきた多角面での科学技術政策について詳説いただきました。宇宙や海洋開発、スーパーコンピュータ、インターネット、AI、車のEV化、キャッシュレス化など、中国では多方面でテクノロジーが急速に進展し、世界トップクラスの技術を磨いてきた事例等が紹介され、参加者は真剣に耳を傾けておりました。

 教育面においても、中国の主要大学は企業を大学敷地内に誘致し、共同研究を盛んに実施しているとのことでした。中国主要都市には、「サイエンスパーク」と呼ばれる研究に特化した地区が数多く存在し、各分野の研究開発が国家をあげて推進されております。また、中国では世界的に認められる優秀な論文数も飛躍的に伸びており、優れた研究人材の今後の活躍も期待されております。

 講演の最後には、沖村氏からJSTの「さくらサイエンスプラン」を始動した動機について、日本と中国、両国の学生同士が親しく交流し、10年後、20年後、そして50年後と、参加学生が世界を牽引するトップリーダーとして成長する中で、さくらサイエンスプランで培った絆や友好関係を長く堅持し続けられるよう、今後も中長期的なビジョンをもち、日中友好に寄与する事業でありたいと、展望を語られました。

 本学では引き続き建学の精神の下、日中交流のみならず、歯科医療分野のトップリーダーとして活躍するグローバルな人材育成に努めていくことを、本研修を通して再確認しました。

ご講演されるJST沖村憲樹氏

約100名の教職員が本研修会に参加