第11回岐阜県弁護士会ジュニア・ロースクールを開催!!
講座 |2019年08月08日
2019年8月7日(水)、朝日大学穂積キャンパス6号館「模擬法廷」において、中学生を対象とした「ジュニア・ロースクール」(岐阜県弁護士会、朝日大学、岐阜法教育研究会 主催)が開講され、岐阜県内からの中学生51名が刑事裁判の仕組みなどを学んだ。
講座は、朝日大学法学部長大野正博教授並びに岐阜地方検察庁より初めてご参画いただいた検事からそれぞれ挨拶の後、講師の弁護士から刑事裁判の仕組みや刑事訴訟の原則、用語解説などの講義が行われた。そして、参加者を代表し9名の中学生が裁判官、検察官、弁護人をそれぞれ3名ずつ担当し、窃盗事件についての架空のシナリオをもとに模擬裁判が本物の裁判さながらに繰り広げられた。
模擬裁判終了後、参加した中学生は、12グループの評議体に分かれ、それぞれに有罪にすべきとの判断に傾く事情と無罪にすべきとの判断に傾く事情を各自で考えた後、提出された証拠から争点の整理、各証拠の検討、考慮すべき事情を考慮しながら評議を行い、有罪か無罪かについての判断とその理由を発表した。
閉講式では、岐阜県弁護士会鈴木雅雄会長から代表者に受講証書の交付が行われた。
岐阜県弁護士会鈴木雅雄会長 あいさつ
本大学大野正博法学部長 あいさつ
岐阜地方検察庁から検察官を迎えて
模擬裁判の様子
数名のグループによる評議
評議結果発表・講評