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保健医療学部看護学科、歯科衛生士専門学校特別講演会の開催について

お知らせ |2021年11月16日

 2021年11月15日(月)に、6号館6201講義室において、WHO世界保健機関東南アジア地域事務局 看護技術系行政官の谷水亜衣氏を講師に招いて保健医療学部看護学科、歯科衛生士専門学校特別講演会を開催しました。

 講演の前半では、「WHOにおけるSDGsへの取組み」や「UHC(Universal Health Covergeの略。すべての人々が十分な質の保健サービスを必要な時に、負担可能な費用で受けられる状態を意味する。)の内容及びその現状と課題について、具体的なデータを提示しながら説明いただきました。

 その後、COVID-19に関して、東南アジア地域ではワクチン接種を完了した人は約24%にとどまっていること、東南アジアではマイナス5.4%の経済的影響が出ていること、世界銀行のデータによると2020年、世界の1億2千万人が極度の貧困レベルに下がり、そのうち60%の人が南アジアに在住していること及び各国が協調してCOVID-19の対策に取り組む必要があることについて分かり易く話していただきました。

 講演の後半では、東南アジア医療従事者の現状及び課題について、「保健医療人材の不足」「医療従事者の労働条件」「不十分な投資」「格差と不平等」「教育と保健ニーズの不一致」「データ品質」「民間部門に対する不十分なガバナンス」及び「医療従事者の国際的な移住」を中心に説明されました。

 今後の課題として、「医療従事者の働き方改善」「医療従事者の健康」「医療従事者のモチベーション・ケアのクォリティ」「医療従事者への投資」「健康危機管理と医療従事者教育」「医療チームのタスクシフト(特に医者以外)」「規制されていない医療従事者の役目」「COVID-19の間に導入されたイノベーションをどのように持続するか」及び「国際協力の役割」等について熱く語っていただきました。

 今回の特別講演会は、「COVID-19」の東南アジアにおける現状等について学ぶとともに、国際的な視野を広めること及び「健康」、「医療」について今一度考える貴重な機会となりました。

   

1.日  時:2021年11月15日(月) 13:10~14:15

2.会  場:朝日大学6号館2階6201講義室

3.講  師:WHO世界保健機関東南アジア地域事務局 看護技術系行政官

       谷水 亜衣 氏

4.テ ー マ:「東南アジアにおけるCOVID-19の現状と課題」

5.参 加 者:約250名

       大友克之学長、看護学科教員、歯科衛生士専門学校講師、朝日大学病院看護師、

       本大学保健医療学部看護学科学生、同歯科衛生士専門学校生 ほか