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令和3年春の叙勲について

お知らせ |2021年06月05日

 2021年5月27日に、令和3年春の叙勲において瑞宝中授章を受章されました 竹内 宏 名誉教授に、勲章及び賞状を授与させていただきました。

 本来であれば、文部科学省主催の伝達式が開催されるところでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったため、本大学において授与を行いました。

 竹内 宏 名誉教授は、1976年に本大学の前身である岐阜歯科大学に口腔病理学講座助教授として着任されました。本大学の草創期に深く関わり、1984年には教授に、2007年には副学長に就任するなど、2010年に退職するまでの30有余年にわたり、本大学の発展に貢献されました。

 その間一貫して口腔病理学の教育・研究に努められ、免疫学の特性である抗体を利用した蛍光免疫染色という手法を駆使して、歯周病の病因と病態像の解明に貢献されました。また、北京大学口腔医学院から研究員を受け入れるなど、海外の大学との研究を通じた交流を深め、1990年には北京大学口腔医学院から客員教授号を授与されております。

 また、1979年から2006年までの間、ラグビー部部長を務められ、東海リーグ1部昇格、大学選手権出場などに貢献するなど、現在の本大学体育会ラグビー部発展の礎を築き上げました。

 当日は、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、宮田 淳 理事長から勲章及び賞状を授与させていただき、竹内 宏 名誉教授に祝意をお伝えしました。

 改めまして、竹内先生の瑞宝中授章受章に対しまして、心からお祝い申し上げます。