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江西省南昌大学とオンラインで交流!!

国際交流 |2022年02月28日

 2022年2月25日(金)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「さくらサイエンスプログラム」の支援を受け、本大学歯学部が、岐阜県が江西省と姉妹都市であることからの縁で、両国の歯科医学分野での発展を願い2021年3月に協定を締結した中国・江西省南昌大学と初めてオンラインで交流しました。

 この交流は本来なら実際の招へいにて行うプログラムを、新型コロナウィルス感染拡大により、オンラインで開催したものです。

 本大学からは、大友克之学長、田村康夫副学長兼歯学部長、磯﨑篤則歯科衛生士専門学校長、永山元彦歯学部国際交流委員長および2名の学生や国際交流担当者など8名が参加しました。

 南昌大学からは、党委書記 Lan Liao、口腔医学院院長 Jian Yangをはじめ、国際交流関係者および10名の学生が参加しました。

 交流は オンライン上で記念撮影から始まり、その後南昌大学を代表して Lan Liao党委書記、 Jian Yang口腔医学院院長が、本大学を代表して大友克之学長、田村康夫副学長兼歯学部長がそれぞれ挨拶しました。

 大学紹介では、本大学はスライドを用い、歯学部の国際交流の模様や、学長らが南昌大学を訪問した時の写真などを交えながら行われました。

 最後に学生同士の交流が行われ、両大学が互いに名前と学年を自己紹介した後に、朝日大学の鶴田はねみさん(大学院歯学研究科4学年)と西口真矢さん(歯学部2学年)が、株式会社秋田屋本店(岐阜県岐阜市加納富士町)との協働研究の成果として、健康自然食品の中でも注目されているブラジル産グリーンプロポリスから抽出したartepillin Cの作用について、リンパ球を使ってサイトカイン産生への影響や、線維芽細胞を使ってPPAR-γ阻害因子であるGW9662との相互作用で脂肪細胞分化を制御して骨芽細胞へ分化させる可能性を示唆する研究データについてプレゼンテーションを行いました。これに対して南昌大学の学生からは活発に質問が上がり、初回の交流としては大変実り多きものとなりました。両大学の学生は、今後はSDGsの観点から、中国や日本の緑茶成分であるカテキン等の薬効成分にも注目して、互いに研究成果を共有し合うことを約束し、初めてのオンライン交流は終了しました。

 朝日大学は建学の精神に則り、今後も国際化を進めてまいります。