第13回岐阜県弁護士会ジュニア・ロースクールを実施しました！
お知らせ ｜2022年08月16日
2022年8月8日（月）、第13回ジュニア・ロースクール（岐阜県弁護士会、朝日大学、岐阜法教育研究会主催）を本大学6201講義室において開催しました。これは、中学生を対象とした裁判体験学習を通じ、「法」を活用して問題解決を図るための判断力や法の意義を理解するための思考力の養成、啓発といった地域課題に対し、本大学法学部・大学院法学研究科と岐阜県弁護士会との学術交流協定に基づく連携事業の一環として、また、県内唯一に法学部を擁する大学として、「知の拠点」としての社会的使命を果たすことを目的に実施しているもので、今回で13回目の開催となりました。
今回は、架空の「ＤＶＤ窃盗事件」を題材とした学習内容となっており、講師の栁瀬芳仁弁護士から刑事裁判の仕組みや刑事訴訟の原則、用語解説の講義がなされ、続いて、岐阜県弁護士会と朝日大学との連携により共同制作した模擬裁判映像がスクリーンに投影されると、中学生らは本物さながらに繰り広げられる裁判劇に真剣な表情で見入っていました。参加者たちは、模擬裁判映像を視聴後、15の評議体グループに分かれ、事実認定、各証拠の検討、考慮すべき事情を検討しながら評議を行い、判決とその理由について結論をまとめました。
閉講式では、岐阜県弁護士会田島朋美副会長から代表生徒に受講証書が手渡され、終了後にはコーディネーター役の弁護士から全員に受講証書が授与されました。
また、希望者には６号館７階の「模擬法廷」講義室の施設見学を行い、参加者らは弁護人席や検察官席に座ったり、記念撮影したりしながら法廷の雰囲気を味わいました。
