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<アフガニスタン支援プロジェクト> 映画「ミッドナイト・トラベラー」を上映!!

国際交流 |2023年01月18日

本学では、教職員の教員力ならびに資質の向上を目的とした研修会を定期的に開催しています。
2023年1月10日、第6回FD・第7回SD研修会を開催。昨年末にアフガニスタンからの避難学生2名を本学留学生別科日本語研修課程に初めて受け入れたことを契機に、同国の状況や国外避難の背景などを理解するため、映画「ミッドナイト・トラベラー」(2019年:アメリカ・カタール・カナダ・イギリス合作、ハッサン・ファリジ監督)を学内で上映しました。
映画『ミッドナイト・トラベラー』 – 2021年9月11日(土)シアター・イメージフォーラム他全国順次ロードショー (unitedpeople.jp)

“アフガニスタンからヨーロッパまで5600km。安住の地を求めて旅をする避難家族が3台のスマホで自らの旅を撮影した前代未聞のセルフドキュメンタリー! 2019年サンダンス映画祭 ワールドシネマドキュメンタリー審査員特別賞 他合計23賞受賞 18ノミネート作品”(上記HPより)

これまで本学では、初年次教育「建学の精神と社会生活」の講義に、ペシャワール会の中村哲先生をお招きして、アフガニスタンの現況と支援について理解を深めてきましたが、残念ながら先生は去る2019年12月4日、同国内において銃撃され、命を落としました。

ペシャワール会中村哲医師の訃報に接して | 朝日大学 (asahi-u.ac.jp)

本作品については、埼玉県川口市で開催された「SKIPシティ国際シネマ映画祭2019」に参加した大友学長が本邦で初公開された「ミッドナイト・トラベラー」を観て、「いつかは本学内で供覧をしたい」との願いを学事部がかなえたもの。

彼らの受入れには幾多の困難もありましたが、外務省や名古屋出入国管理在留管理局からの指導、日本国内の支援団体からの助言等により、実現しました。。

教職員とともに視聴したアフガニスタン出身の避難学生(本学留学生別科日本語研修課程所属)は、鑑賞後は感極まって「painful」、「つらい」といった言葉を連発していました。ふるさとの風景や愛着のある言葉を耳にして、日本入国以来封印してきた思いがこみ上げてきたようでした。そして、以下のメッセージを寄せてくれました。(原文を一部割愛しています)

朝日大学は建学の精神に立脚して、国際化を推進し、地域社会と共に平和を希求して参ります。


【避難学生からのメッセージ】
We sincerely appreciate the assistance Asahi University: the president, professor
Matsui Kaori, and the faculty’s members for inviting us to Asahi University. Your invitation to study and live in Japan was not just an opportunity for our academic advancement, it was an opportunity to escape the threats and violence of the Taliban. If we had remained in Afghanistan, by now, it is quite possible that we would not be alive today.

There are many reasons the Taliban believe that our efforts and support of
girls’ education, working and taking up official roles in the government and society are against their law. Furthermore, the Taliban think that we are spies of foreign countries and, we and our family members have been under constant threat from the Taliban.

In 2015, when returning to Afghanistan from Japan, my brother was arrested by the Taliban because of his working history with the previous government. Given the current and very complicated situation in Afghanistan, we really do not know how long our family members can survive under the endless threat and violence of the Taliban…

朝日大学に私たちを招待してくださった学長、松井かおり教授、そして教職員の方々に本当に感謝しています。そうでなければ、私たちはアフガニスタンから逃げることができなかったでしょうし、タリバンからの脅威や暴力の下で今頃、私たちが生きていたのかも分からないと思います。
私たちのケースについて言えば、タリバンが私たち家族を標的にするのには、いくつかの理由があります。タリバンは、私たちのこれまでの努力や女子校への支援、政府や社会での活動は、彼らの法律に反すると考えています。タリバンは、私たちが外国のスパイだと考えているのです。

私の兄は2015年に日本からアフガニスタンに帰国後、前政権で働いた経歴があるため逮捕されました。このような情勢下、私たちの家族もいつまで生き残れるか本当にわからない状況にあります。