元最高裁判所判事の横田尤孝先生来たる!!
お知らせ |2023年10月31日
2023年10月27日(金)、法学部の1年生向けの演習の時間に、検事、判事、弁護士という法曹の仕事を全て経験された横田尤孝先生をお招きし、アクティブラーニング形式で授業を実施しました。当日は、大野ゼミ、柏木ゼミ、島ゼミ、宮坂ゼミ(五十音順)の1年生を中心に、平田ゼミの2年生、3年生、大学院生が加わり、計34名が参加しました。
横田先生からの自己紹介の後、島ゼミに所属する6人の1年の学生たちが準備した資料をプレゼンテーションし、検察官、裁判官、弁護士、警察官、法務省保護局・矯正局長の仕事について、説明と質疑応答を組み合わせる形で進みました。学生たちは、人前で発表をすることに緊張しながらも、聞き取りやすい話し方で、堂々と発表していました。
横田先生は、「検事の仕事の魅力は」、「警察と検察官の捜査の違いは」、「警察官になりたいと思ったことは」、「なぜ法務省保護局や矯正局長になったのか」、「下級裁判所と最高裁判所の裁判官の仕事の違いは」、「1日のスケジュール管理の方法」など、学生からの様々な質問に対し、資料も用いながら丁寧にお答えくださいました。
メモを取りながら熱心に聴いている学生も多く、全体での質疑応答の時間には次々と質問が出て、30分では時間が足りないほどでした。司法に関わる仕事の魅力を学生に知ってもらうための企画でしたが、横田先生の気さくなお人柄とお話の内容が学生たちの心に響き、質問を促したのでしょう。授業終了後も、横田先生のもとに学生たちや教員が集まってきていました。
最後に、横田先生から学生たちに、本を読むこと、毎日少しでも何かを書くこと、そして美しいものに触れることが大事だというメッセージをいただきました。特に、人は「言葉」で考えるものであり、その人となりを作るのは言葉の豊かさであること、豊かな言葉を持つためには本を読むことが大事であるというお話が印象的でした。また、一人の人はいろいろな人の人生を送ることはできないが、小説を読むことによってそれが体験できるという言葉は、様々な人生を送ってきた被疑者に検事として真摯に向き合ってこられた横田先生のご経験が詰まったお言葉だったのではないかと思います。

