「さくらサイエンスプログラム」で南昌大学口腔医学院からの研修生を受入れ!!
お知らせ |2023年12月13日
2023年12月4日から9日まで、科学技術の発展と青少年の交流を目的とし、日本の科学技術分野での最先端技術を紹介するため、世界の優秀な青少年を短期的に招へいしている交流事業「さくらサイエンスプログラム」(国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST))の支援を受けて、南昌大学口腔医学院の研修生一行(教員1名、学生9名)を受入れました。岐阜県と南昌大学が位置する江西省は姉妹都市関係にあります。
一行は、中部セントレア空港に到着後、翌日から、本プログラムの研修テーマ「デジタルデンティストリーへのパラダイムシフトと少子高齢化対策」を基に、歯科医学に係る研修を行いました。更に日本への理解を深めるため異文化体験も行いました。
学内研修では、本学歯学部近藤教授による「中国産プロポリスを用いたリンパ球の免疫力向上効果」や海原准教授による小児歯科についての講義、日下部准教授による「バーチャルシミュレーション(Simodont®︎やSIMROID®︎)の体験実習」を行いました。また、学外研修では、一般開業歯科医院で高齢者を含む地域に密着した歯科治療見学や各務原の歯科技工所でデジタルデンティストリーの現場を体験。また、名古屋城や岐阜城を見学し、岐阜県や周辺地域における日本の伝統文化も体験しました。
さらに、一行は、岐阜県日中友好協会会長、岐阜県庁、駐名古屋中国総領事館を森下副学長や河野歯学部国際交流委員長らと訪問し、日本での研修内容について報告しました。
本学は、今後も一層両大学との友好発展を期待し、日中両国の将来へ続く歯科医学領域の発展に寄与してまいります。