2024年学長年頭所感
お知らせ |2024年01月01日
ポスト・コロナを創造する
朝日大学 学長 大友克之

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年を振り返りますと、ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルとの紛争が激化しました。本学は「国際未来社会を切り開く社会性と創造性、そして、人類普遍の人間的知性に富む人間を育成することにある」という建学の精神に立脚して、ウクライナからの避難学生五名を受入れております。また、アフガニスタンからも政治的な理由で避難を求めた学生を預かっております。一日も早い停戦と、彼らやその家族の安寧、そして世界の恒久平和を祈るばかりです。
国際的なエネルギー価格の高騰や物価高、円安の進行など、わが国の厳しい経済状況下においても、私ども朝日大学は歯科医師や看護師を目指す若者の夢を支えるべく、2024年4月入学生を対象に、さらなる学費の値下げを断行しました。
高等教育機関として、朝日大学を選んでくれた学生に対して「質の高い教育」を提供し続けることは言うまでもありません。その教育成果の一端を、創立から53年目を迎える歯学部を例にご紹介いたしますと、昨年3月に発表された第116回歯科医師国家試験では新卒受験者86名のうち74名が合格(合格率86.0%)し、また既卒者も25名が合格を果たしました。歯科医師国家試験は近年、その難易度が増しており、合格者総数はおよそ2000名前後で推移をしております。本学は、学生一人ひとりに寄り添い、個々の弱点を克服することで、直近6年間(2017年から2022年度)の大学別歯科医師国家試験合格者総数が680名と、第一位の東京歯科大学(766名)、第二位の大阪歯科大学(698名)に次いで、全国第三位の結果を残しております。また、入学後より留年等をせずに6年間で国家試験に合格した者の割合「標準修業年限内での歯科医師国家試験合格率(3カ年:2020年から2022年度平均)」も私立歯科大学17校中、東京歯科大学、昭和大学に次いで第三位に位置しております。学生の学びの成果を可視化することで、私どもも教授法の改善に努めて参ります。
本年も教育の原点に立ち戻り、丁寧な教育に努めるとともに、医療活動を通じた社会貢献にも取り組んで参ります。皆さんとともに、コロナ後の世界を創造していきましょう。