明海大学・朝日大学合同研修会を開催しました!
お知らせ |2024年07月01日
2024年6月29日(土)、姉妹大学の明海大学と朝日大学の合同研修会を開催しました。本研修会は、両大学の姉妹校協定に基づき実施し、3つのテーマに分かれて行いました。
テーマ1:歯科医学教育 『Miyata Memorial Symposium 2024 in Asahi University』
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) 歯学部長Paul H.Krebsbach氏及び中華口腔医学会長・北京大学口腔医学院前院長 Guo Chuanbin 氏を講師に迎え、最新の歯科医学教育についての講演が行われました。Krebsbach氏は、主にアメリカの歯科教育の現状と課題について説明されました。また、Guo氏は、中国の歯科教育の発展と公衆衛生の取組みについて説明されました。参加者は最新の研究成果や教育方法について学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。コーディネーターは朝日大学の田村康夫副学長が務めました。
会場の様子
テーマ2:共通教育 『高等教育における英語教育の現状と未来』
朝日大学経営学部・英語教育センター児玉靖明准教授及び明海大学教職課程センター・地域学校教育センター 米村珠子教授を講師に迎え、高等教育における英語教育の現状と未来についての講演が行われました。児玉准教授は、日本の英語教育が過去30年間で大きく変わり、現在ではコミュニケーション能力の向上に重点が置かれていることを強調し、そのための具体的な取組みと成果を紹介しました。また、米村教授は、学生の英語力向上と教師としての資質向上のための具体的な取組みとその重要性について語りました。参加者は、英語教育の現状や課題、そして将来の方向性について深く考えることができました。コーディネーターは朝日大学経営学部経営学科の野畑伸芳・英語教育センター長が務めました。
テーマ3:事務職員・医療職員等 『大学ならびに病院内におけるハラスメントの検証と防止対策』
名古屋大学ハラスメント相談センター相談員川村鯉江氏を講師に迎え、大学および病院内におけるハラスメントの現状や防止対策についての講演が行われました。川村さんは、大学や病院におけるハラスメントの実態とその防止策について、管理職が知っておくべきポイントを詳しく説明されました。参加者は、ハラスメントの検証方法や防止策について学ぶことができました。コーディネーターは朝日大学ハラスメント防止委員長・歯科衛生士専門学校の磯﨑篤則校長が務めました。
名古屋大学ハラスメント相談センター相談員川村鯉江氏