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看護学科1年次生「建学の精神と社会生活-国際看護と東京五輪での活動-」を開催

お知らせ |2024年07月16日

 2024年7月10日(水)、本大学5号館512講義室において、看護学科1年次生を対象に「建学の精神と社会生活」の授業を開催しました。

 本学客員講師で野ばら商事株式会社 専務取締役の林 輝幸氏を講師としてお招きし、「国際看護と東京五輪での活動」をテーマにご講演いただきました。

 林氏は中学校を卒業後、オーストラリアで看護師教育を受け、看護師を教育・育成するクリニカルナースとして働いた経験を有し、その国際看護経験を活かし2020東京五輪(2021年開催)ではMedical Operation Manager(健康管理責任者)として活動されました。

 講義では、そうした実績・経験を基に、日本とオーストラリアの看護教育・看護システムの違いについて、また、コロナ禍という前例のない状況で開催された東京五輪での活動内容等を、画像を用いて詳しく話されました。選手のケアは勿論、スタッフの健康管理にも気を配りながら大会が滞りなく実施できるよう、目に見えない新型コロナウイルス感染症の恐怖とも戦いながら、業務を遂行された貴重なご経験を講話いただきました。

 最後に学生に向け、将来に向かって歩んでいく中で沢山の扉があるが、先ずは一歩を踏み出すこと、そして社会性・創造性・人間的知性を身に付けることがとても大切であるとのメッセージを残されました。学生たちはメモをとりながら、真剣に林氏の言葉に耳を傾けていました。

 朝日大学は引き続き、本学の「建学の精神」に基づき、社会性・創造性・人間的知性に富んだ学生の育成に取り組んでまいります。