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　歯学部口腔機能修復学講座口腔生理学分野の安尾敏明講師が、「2024年度日本味と匂学会研究奨励賞」を受賞し、2024年9月12日（木）に、第58回日本味と匂学会（岡山大学）において、表彰状と副賞が授与され、受賞講演が行われました。演題は、「味蕾における味覚情報伝達とビタミンC摂取行動に関する研究」で、安尾講師が本学で行ってきた「ビタミンC欠乏が味覚（特に酸味）と摂取行動に及ぼす影響について」の研究および本学から研究留学した米国ペンシルバニア大学のモネル化学感覚研究所で共同研究した「肥満症患者の空腸における味覚関連分子の発現解析」などが高く評価されたもので、特に酸味の生理学的意義に「腐敗物の検知」だけでなく、「ビタミンCの検出」がある可能性を提言しました。今後の研究の進展が期待されています。