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看護学科1年次生を対象とした「建学の精神と社会生活 – 看護活動の実際」を開催!

お知らせ |2025年05月29日

 2025年5月28日(水)、本学5号館512講義室において「看護活動の実際」をテーマに講演会を開催しました。

 朝日大学病院の寺島裕貴看護部長、山本翔也看護師(2022年度卒業生)、花本麻鈴看護師(2019年度卒業生)の3名が講師として、臨床現場で活躍する看護師の実態を、体験談を交えながら講演を行いました。

 寺島看護部長は、少子高齢化の進行や社会環境の変化により患者像が多様化・複雑化する中で、チーム医療の要として医療・介護サービスをマネジメントする役割が求められている看護師の現状について解説しました。また、朝日大学病院看護部の理念に基づく「患者中心の看護」の実践について、具体的な事例を交えて紹介しました。

 山本看護師は、看護師として困難な場面に直面することもあったが、自身の看護によって患者さんが回復していく姿を見たときに、大きなやりがいと喜びを感じたと語りました。花本看護師は、患者さんやご家族の思いに寄り添いながら、丁寧なコミュニケーションを大切にしていること、そして、その姿勢が日々の看護に活かされていることを語りました。最後に、看護師を目指す学生たちへ温かいエールを送りました。

 講演中、学生たちは講師の話に熱心に耳を傾け、真剣にメモを取りながら学びを深めていました。質疑応答の時間には、複数の学生が積極的に質問を行い、活発なやり取りが見られました。

 今回の講演会は、学生たちにとって看護師としての将来像を考える大変貴重な機会となりました。