「さくらサイエンスプログラム」で南アフリカ共和国ウェスタンケープ大学地域保健学部看護学科研修生を受入れ!
国際交流 |2026年01月27日
2026年1月19日(月)から同25日(日)までの間、日本と世界の科学技術の発展と青少年の交流を目的とし、日本の科学技術分野での最先端技術を紹介するため、世界の優秀な青少年を短期的に招へいしている交流事業「さくらサイエンスプログラム」(国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST))の支援を受けて、本学と学術交流協定を締結しているウェスタンケープ大学地域保健学部看護学科(南アフリカ共和国)の研修生一行(教員1名、学生7名)を短期研修生として受け入れました。
来日中は、本プログラムの研修テーマ「南アフリカ共和国の健康寿命延伸を目的とした日本の健康支援技術の習得」を基に、看護に係る研修および異文化体験を行いました。
学内研修では、「日本の学校保健のシミュレーション(学童期を対象とした口腔ケア)」をテーマとして、朝日大学歯科衛生士専門学校で口腔ケア体験を行いました。
また、国際看護学および小児看護学の教員による「小児・母子保健支援の研修」をテーマとした日本の母子保健の歴史や現状に関する講義と演習の中で、南アフリカとの母子手帳の違いや出産後の入院期間の相違などについて意見交換を行いました。
さらに、老年看護学の研修として、高齢者体験および嚥下訓練の演習を行い、とろみ調整や嚥下機能維持のための運動、口腔アセスメントについて学びました。
学外研修では、JICA中部を訪問しアフリカ地域における医療協力や健康課題、日本国内での取り組みに関する説明を受けました。また、本大学の附属病院である朝日大学病院(岐阜市)で退院後の生活を見据えた看護支援、多職種連携の重要性について理解を深めました。併せて、同病院の回復期リハビリセンターおよび総合健診センターを見学したほか、安八町「通いの場」にて、地域高齢者の住民の健康増進に向けた保健活動を見学し、住民主体で健康づくりを継続する仕組み、それを支える看護職の役割の重要性について学ぶ機会となりました。
帰国前日には京都へ移動し、洛和会の高齢者施設(洛和会ヴィライリオス、グループホーム西ノ京:京都市)を見学し、利用者の方々との交流を通して日常生活の様子を学ぶと同時に、ペットロボットなど先端技術を活用した高齢者支援について学びました。
来日中に日本文化体験の一環として、本学相撲部の見学や本学看護学生との折り紙・書道体験を行ったほか、世界文化遺産である京都の清水寺を見学しました。これらの活動を通して、日本の自然・歴史・文化に触れるとともに、両大学の学生同士が交流を深める貴重な機会となりました。
来学当日から、全国的に大寒波に見舞われ、岐阜でも降雪・積雪となりました。研修生にとっては初めて見る雪であり、雪遊びをしたり写真を撮ったりする姿が見られました。そうした寒さの中でも、研修生は熱心に研修へ取り組み、各研修では積極的に質問する様子がうかがえ、本研修に対する高い関心と意欲の高さが伝わってきました。
一行は無事に全日程のプログラムを終え、当初の予定どおり、1月25日に帰国の途につきました。本学は、今後も一層両大学との友好発展を期待し、日本と南アフリカの看護学領域の発展に寄与してまいります。





