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イタリア研究の日2026(Italian research day in the world 2026)に参加!

お知らせ |2026年05月19日

 2026年は日本とイタリアの国交樹立から160年の節目の年になります。これを記念した文化交流事業のひとつとして、4月22日に沖縄科学技術大学院大学(Okinawa Institute of Science and Technology, OIST)とイタリア大使館の共催で研究発表会が、東京都港区三田のイタリア大使館で開催されました。

 イタリアのシエナ大学歯学部と学術交流協定を締結している朝日大学からは、勝又明敏教授が同様に協定を締結している姉妹校明海大学の坂上宏教授と共に発表会に参加しました。

 勝又教授による研究発表会報告は以下のとおりです。

 発表会で紹介された研究は多岐に渡りますが、日本とイタリアは海に囲まれた細長い国土を持つ火山の多い国として地理的に良く似ています。今回の研究発表会が沖縄のOISTと共催であった事も関係して、海洋環境に関する興味深い研究が数多く紹介されました。

 OISTでは、気候変動下で海洋生物がどう適応するかについてサンゴ礁や魚類を対象に研究されていることが紹介されました。また、イタリアの研究機関では、地中海地域の多様な生態系を対象とした研究が進められています。

 世界的に注目されている気候変動によるCO₂の増加は、大気のみでなく海水にも海洋酸性化などの影響を及ぼします。このため、海底火山周辺のCO₂湧出地点の生物学的研究が環境変化の将来予測と対策の立案に大きな意味を持ちます。日本も海底火山が多く、海洋酸性化の研究も行われていますが、現時点で最も社会の注目を浴びているのは、レアメタル資源の採取など産業経済分野での活用です。海洋生物由来の食品が好まれる日本では、今後さらに海底のCO₂湧出地点を対象とした生物学及び医学的な研究を促進することが期待されます。海洋投棄されたプラスチック類が形を変えながら世界中の海に拡散して海洋生物に与える影響の研究も紹介されましたが、これも人間の食と健康に関わる重要な課題であると感じられました。