2024年度歯学部課外セミナーを実施しました
歯学部歯学科 |2025年04月15日
本学歯学部歯科医学教育推進センターでは、カリキュラムの教育内容を基盤に、講義及び実習に関する補完的・発展的な学習機会を提供することで、本学歯学部学生の知識・技能・態度の更なる向上を図っています。各分野が企画した多彩なセミナーを実施し、参加学生からは「記憶に残る学びになった」「実際に操作を体験できてとても良かった」など、大変好評を博しました。
1 側頭部局所解剖リカレントセミナー
2025年3月3日(月)〜3月4日(火)、解剖実習室において、解剖学分野による「側頭部局所解剖リカレントセミナー」を開催し、希望者19名(2学年2名、3学年8名、4学年6名、5学年3名)が参加しました。
2年次の解剖実習では時間や骨の脱灰処理等の都合上、十分な観察が難しい側頭部の顔面神経管、膝神経節、鼓索神経、蝸牛などを改めてじっくりと学習する機会として、2019年度から継続的に企画されているセミナーです。学年縦断的な交流の場としても大変意義あるものとなりました。参加者同士の活発な情報交換が行われ、非常に有意義なセミナーとなりました。

2 「実践編 支台歯形成から光学印象」セミナー
2025年3月4日(火)、臨床系第二実習室において、歯科補綴学分野による「実践編 支台歯形成から光学印象」セミナーを開催し、希望者2名(4学年)が参加しました。
CAD/CAM用ダイヤモンドポイントを用いて支台歯形成を行い、その後、口腔内スキャナーを用いて光学印象と顎間関係の記録を行いました。今回は学生一人ひとりにIOS(口腔内スキャナー)が行き渡る環境で実習を実施し、操作の理解を深めるとともに貴重な実践経験を積む機会となりました。セミナーは大変好評で、有意義な時間となりました。


3 「八木式灌流装置を用いたウシガエル心臓の薬理学実習」
2025年3月6日(木)及び11日(火)、基礎系第2実習室において、歯科薬理学分野による課外セミナー「八木式灌流装置を用いたウシガエル心臓の薬理学実習」を開催し、希望者4名(1学年1名、3学年2名、4学年1名)が参加しました。 本セミナーでは、3学年の歯科薬理学実習で扱う「心筋に作用する薬物」をさらに深く学習し、心臓生理学や循環薬理学の知識を統合しました。また、生きたウシガエルへの心臓外科手術を自らの手で行うことで、医学と生命への畏敬の念を実感しながら学ぶ貴重な機会となりました。経験のない学生には事前に実験動物学に関する講義および実習も行われ、安全かつ有意義な実習を実現しました。終了後のアンケートでは「とても面白く勉強になった」「記憶に残る学びになった」など好意的な意見が多く寄せられ、他分野の教員も飛び入り参加するなど、学際的にも大変意義のあるセミナーとなりました。


4 「歯科用実体顕微鏡観察とNi-Tiロータリーファイルを用いた根管形成」
2025年3月6日(木)、医科歯科医療センター大診療室において、歯科保存学分野(歯内療法学)による「歯科用実体顕微鏡観察とNi-Tiロータリーファイルを用いた根管形成」セミナーを開催し、希望者5名(3学年1名、4学年3名、大学院生1名)が参加しました。
教員のHow to指導を受けながら、学生自身が歯科用実体顕微鏡を用いた観察やNi-Tiロータリーファイルによる根管形成の操作を体験し、その特徴と使用法を深く理解することができました。少人数制を活かした密度の高い質問や議論が展開され、参加者からは「手用ファイルの難しさとNi-Tiファイルの有用性を改めて実感した」「実際の臨床で使用するには慣れが必要だが、今後に向けて良い経験となった」などの感想が寄せられました。セミナー終了後にはドーナツと飲み物を用意したコーヒーブレイクもあり、教員との交流が一層深まる機会にもなりました。

