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質の高い心肺蘇生の実践に向けてHP-CPRベーシックコースを開催!

保健医療学部救急救命学科 |2026年08月19日

 2026年8月17日(月)、救急救命学科シミュレーション実習室において、朝日大学共催によるハイパフォーマンスCPR(心肺蘇生)ベーシックコースを開催しました。本学科の澤田仁特命准教授、畑佐健司助手等がファシリテーターを務め、県内の現職の医師や救急救命士42名が受講しました。

 HP-CPRは、救急の現場において質の高い心肺蘇生をチームで実践するためのコンセプトであり、心停止傷病者の高い救命率で知られる米国シアトルにおいて、医学的エビデンスと現場での経験をもとに確立されました。

 GRA(Global Resuscitation Alliance)が世界各国への普及に取り組み、日本では、2024年に開催された第32回全国救急隊員シンポジウムで日本版ハイパフォーマンスCPRが紹介されて以降、GRA日本支部を中心に、全国の消防機関や医療機関等と連携しながら、本格的な普及が進められています。

 岐阜県メディカルコントロール協議会においても、2026年10月からJRC蘇生ガイドライン2025に対応した、HP-CPRのコンセプトを取り入れた救急隊(消防隊)活動プロトコールの運用を開始します。

 今回のコースでHP-CPRの理念と実践手法を修得した修了者には、今後、各救急隊において質の高いCPRを実践し、地域の救命率向上に取り組んでいくことが期待されます。

 救急救命学科では、このような実践的な教育機会の提供を通じて、引き続き、現職の救急救命士や医療従事者のリスキリングを推進し、地域の救急医療の質の向上に貢献してまいります。