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朝日大学法制研究所主催 非行や犯罪からの立ち直り支援を考えるトークイベントを開催しました

法学部 |2022年12月26日

 2022年12月14日(水)、非行や犯罪からの立ち直り支援を考えるトークイベントを朝日大学6号館6201講義室で開催しました。少年院に収容された少女のドキュメンタリー映画「記憶」を制作した中村すえこ映画監督とその制作に協力した高坂朝人氏を迎え、法学部大野正博教授(刑法)がコーディネーターを務めました。トークイベントでは、「 誰一人取り残さない社会の実現へ向けて~ 非行や犯罪からの立ち直り支援について考える ~」と題し、加害者にも被害者にもならないために、社会はどうあるべきなのかを考えました。
 中村氏、高坂氏ともにそれぞれ非行経験があり、当時に抱えていたさみしさや苦しみ、経験から、環境や居場所はとても重要で、心を許せる友人や大人が近くにいると非行をしにくいと語られました。高坂氏は現在、少年院や刑務所を出て行き場のない人を引き受ける「自立準備ホーム」の全国組織の代表として活動されています。現在、少年犯罪は減少傾向にあるものの、三人に一人が再犯をしていることや親元に帰れないため収容期間が延びる少年がいることに触れ、「少年院にずっといてもいいかな、と言う少年がいる。そういう思いを持つことがなくなる社会に」と語りました。