”沖縄を考える”をテーマに「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ」講義を実施!
法学部 |2024年07月12日
法学部法学科、経営学部経営学科の初年次教育科目「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ」第13回及び第14回講義を2024年7月3日(水)に実施しました。
今回は、前週の琉球大学我部政明名誉教授による講義「沖縄の基地問題」の内容を受け、ドキュメンタリー映画『サンマデモクラシー』を鑑賞し、その後、同作品を制作した山里孫存監督と大友学長との対談で沖縄についての理解を深めました。
映画は、米軍の占領下にあった沖縄でひとりの”おばぁ”が起こした「サンマ」の関税に関する裁判をきっかけとして沖縄の自治権をかけて当時の統治者”アメリカ”に挑んだドキュメンタリーで、今もなお沖縄が背負う負荷について考えたいとの学長の思いから映画を題材として講義を行ったもの。学生のなかには、民主主義とはどんなものなのか、そして、現代社会が抱える様々な課題と映画とを比較し考えを巡らせたり、市民と政府の民主主義を巡る闘いに迫った映画の作風から事実を考察したりと、各々が高い関心を持ち、聞き入っていました。

