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”沖縄を考える”をテーマに「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ」講義を実施!

経営学部 |2023年08月04日

 法学部法学科、経営学部経営学科の初年次教育科目「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ」第14回及び第15回講義を2023年7月26日(水)に実施しました。
 今回は、先週の琉球大学我部政明名誉教授による講義「沖縄と基地問題」の内容を受け、ドキュメンタリー映画『サンマデモクラシー』の鑑賞と同作品の山里孫存監督をお迎えし、大友学長との対談形式で映画についてお話を伺いました。
 映画は、米軍の占領下にあった沖縄で、ひとりの”おばぁ”が起こしたサンマの関税に関する裁判を皮切りに、沖縄の自治権をかけて統治者”アメリカ”に挑んだドキュメンタリーで、今もなお沖縄が抱え続ける課題について考えたいとの学長の思いから映画を題材として講義を行ったもの。学生のなかには、民主主義とはどんなものなのか、そして、現代社会が抱える様々な課題と映画とを比較し考えを巡らせた者、市民と政府の民主主義を巡る闘いに迫った映画の作風から事実を考察する者など、それぞれが高い関心を持ち、学びを深めました。

 今回をもって、新入生のみなさんに朝日大学の使命や目指す人材育成ついて知ってもらい、個々のキャリア形成の一助としての意識づけを目的として開講している2023年度『建学の精神と社会生活・リベラルアーツ』は、すべての講義が実施されました。