長野県富士見町でフィールドワーク&プレゼンテーションを実施!
経営学部 |2024年09月30日
2024年9月9日・10日に、マーケティング研究所学生研究室でマーケティングを学ぶ学生9名が、南アルプスと八ヶ岳の観光資源を有し、中山間地域の地域活性化の先進地として位置づけられている長野県富士見町を訪問しました。現場で携わる自治体や事業者と意見交換することで、地域課題の発見や解決策のヒントを得ることを目的としてフィールドワークを実施しました。
1日目は、同町にある「カゴメ野菜生活ファーム」にて工場見学、食事体験、農作業体験を行いました。さらに、カゴメ株式会社の執行役員マーケティング本部 広告部長 兼 野菜をとろうキャンペーン推進担当である宮地雅典様から、設立の経緯や趣旨、顧客層についてご説明いただき、カゴメが目指す野菜生活ファームでの顧客体験について学びました。
2日目には、富士見町役場を訪問し、総務課まちづくり推進係様及び企画統計係様から、富士見町の総合計画に掲げる地域の現状や課題、それに対する施策についてレクチャーをいただきました。その後、3年生2名が交通弱者に対する通勤・通学送迎時のカーシェアリング事業についてプレゼンテーションを行い、意見交換を実施しました。地域の交通課題は富士見町でも共通の課題であり、問題意識をさらに深めることができました。
こうしたフィールドワークは、地域課題と活性化策を実践的に学ぶ大変貴重な機会となっています。なお、この事業は岐阜県私立大学地方創生推進事業補助金を活用して実施しました。