News & Topics

介助犬について学ぶ講義を行いました!

経営学部 |2024年12月23日

 法学部、経営学部で開講している「社会貢献Ⅰ」(法学部1年次)、「社会貢献(ボランティア論)」(経営学部1年次)において、介助犬について学ぶ講義を行いました。
 介助犬は、盲導犬、聴導犬とともに身体障害者補助犬法に基づき訓練を重ね、認定された犬で、手や足が不自由な方の生活に合わせて、指示したものを取ってくる、落としたものを拾うといった日常生活の動作を助けるなど介助作業を行います。講義では、愛知県長久手市の介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~(https://s-dog.jp/about-servicedogs)から職員の方にお越しいただき、介助犬の活動状況や訓練施設についてお話いただきました。そして、「介助犬」のPR犬・ピトくんによるデモンストレーションでは、冷蔵庫の扉を開けて飲み物を取ってくる、靴や靴下を脱がせるといった作業を見せていただきました。
 介助犬を必要としている人は潜在的に15,000人ほどいると言われている現状に対し、2024年9月末時点で日本全国で活動している介助犬は60頭とまだまだ不足している状況です。今回の講義を通じ、障害がある方の自立や社会参加を促進する存在として介助犬がどのように活躍しているのかを知ることで視野を広げ、社会貢献についての理解をさらに深めました。

【社会福祉法人 日本介助犬協会とは】
 愛知県長久手市と神奈川県横浜市の拠点で全国規模で介助犬普及活動を行っています。また、犬たちの個性を活かした活動にも注力しており、人と犬をつなぐ「Dog Intervention®(犬による介入)」の取り組みとして、動物介在活動・動物介在療法、虐待や性被害を受けた子ども達に寄り添う付添犬、そして、発達障がいや知的障がいなど様々な障がいを抱える方のご家族へ犬を譲渡する「With Youプロジェクト」など幅広く取り組まれています。