看護学科2年生が、認知症と診断された方の語りを聞き、認知症看護に関する学びを深めました。
保健医療学部 看護学科 |2024年11月25日
2024年11月5日(火)看護学科2年生「老年看護学援助論」の講義において、認知症と診断された方をゲストスピーカーとしてお招きし、お話いただきました。
本科目では、「認知症とともに生きる高齢者の理解と看護」をテーマに、当事者から診断されるまでの出来事や現在の生活、これからの夢、看護師に期待することなどを語っていただくことで、当事者や家族の思いと生活を知り、必要とされる看護について考える機会としています。お話の中で、認知症と診断されるまでは、「みんなができることが自分だけできなかった」、「字が書けなくなった」「計算ができなくなった」という状況から、生活や仕事での不安や混乱が起こり、認知症と診断されたときには「病気であってほしかった。認知症と診断されて良かった」と安堵されたという思いを語られました。学生は自分が思っていたよりできることがたくさんあることや、様々なイベントにも積極的に参加し、主体的な啓発活動をされていることに驚き、認知症と診断されても自分の中で生きる意味をもって生活している前向きな姿勢がとても素敵だと感じたようでした。
当事者の方からの「自分が認知症のことを話すことで、少しでも役に立てるならこんな嬉しいことはない」「患者さんの声に耳を傾けることができるやさしい看護師さんになってください」というメッセージに、学生は「認知症と診断されるまでの辛い経験もお話ししてくださったことや、私達へのエールもいただき、医療職者を目指すものとして、そんな思いをする人が少しでも減るように優しい看護師になりたいし、認知症への理解が広まるよう啓発活動にもかかわっていきたい」とお礼の言葉を述べ、認知症の方の生活を守るためにも、認知症について正しく理解することの重要性を学びました。

