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大庭有希也氏を講師にお迎えし、「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ教育」で講義を実施!

保健医療学部健康スポーツ科学科 |2024年07月13日

 保健医療学部健康スポーツ科学科における初年次教育として実施している「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ教育」第11回講義を、2024年6月19日(水)に行いました。今回は、大庭有希也氏を講師にお迎えし、保健医療学部健康スポーツ科学科の1年生を対象に、「米国におけるアスレティックトレーナーの経験と育成」をテーマに講義をいただきました。現在、大庭氏は海外の大学での様々な経験を経て、ハワイ大学のキネシオロジー&リハビリテーションサイエンス学科で准教授を務めており、アスレティックトレーナーの養成に携わっています。

 講義では、アメリカにおけるアスレティックトレーニング(AT)教育システムについて、アスレティックトレーニング教育認定委員会(CAATE)が定める基準に基づき、予防、応急処置、診察診断、治療法、社会心理、健康管理・運営、プロフェッショナルデベロップメント、エビデンスに基づいた現場実践について説明されました。けがの予防には、解剖学、機能解剖学、生理学の学びが重要であることが強調されました。

 また、ハワイ大学のATプログラムの紹介もありました。現場研修時間1200時間、手術見学、アスリートに特化したローテーション、卒業試験および口頭試験に合格することで、大学院修士号が得られることが説明されました。