鈴木重行氏を講師にお迎えし、「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ教育」で講義を実施!
保健医療学部健康スポーツ科学科 |2024年07月13日
保健医療学部健康スポーツ科学科における初年次教育として実施している「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ教育」第12回講義を、2024年6月26日(水)に行いました。今回は、名古屋大学名誉教授で本大学客員教授の鈴木重行氏を講師にお迎えし、保健医療学部健康スポーツ科学科の1年生を対象に、「スポーツと痛み -有効なストレッチについて-」をテーマに講義をいただきました。
講義では、「野球肩」、「テニス肘(上腕骨外側・内側上顆炎)」、「ジャンパー膝」などのスポーツで起こりやすい痛みの紹介があり、痛みのメカニズムと理学療法について、生理学の観点からスライドを用いて説明がありました。また、ストレッチの種類とスポーツ前後のストレッチの活用についても説明がありました。講義を聞きながら学生が、IDストレッチング(individual muscle stretching)を実践する姿も見られ、ストレッチの重要性を学びました。
講義のまとめとして、鈴木氏は、筋力アップだけに頼らず、痛みのコントロールのための知識とスキルを獲得する必要があると述べられました。