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石田直章氏及び大堂秀樹氏を講師にお迎えし、「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ教育」で講義を実施!

保健医療学部健康スポーツ科学科 |2025年07月16日

 2025年7月9日(水)、保健医療学部健康スポーツ科学科の初年次教育として実施している「建学の精神と社会生活・リベラルアーツ教育」第14回講義を実施しました。

 今回は、愛知学院大学健康科学部健康科学科客員教授の石田直章氏及びパラパワーリフティングの国際大会に出場した、SMBC日興証券所属の大堂秀樹氏を講師にお迎えし、保健医療学部健康スポーツ科学科の1年生を対象に「パラパワーリフティングを支える、挑む」をテーマとする講義を行っていただきました。

 講義では、パラスポーツの起源について、イギリスのグッドマン医師が第二次世界大戦で負傷した兵士のリハビリ訓練としてスポーツを導入し、その後、ストーク・マンデビル病院において、車いす患者によるアーチェリー競技大会が開催されたことがパラスポーツの始まりであると説明されました。さらに時代の変遷を経て、パラリンピック組織委員会が設立され、現在では、オリンピック組織委員会に統合されていることにも触れられました。

 また、両講師はコーチ及び選手として参加した、北京・ロンドン・リオの各パラリンピックでは、ノンステップバスの導入や選手村のバリアフリー対応など、障がい者に配慮した運営体制が整えられていたことを説明されました。

 最後に、来年アジアパラ競技大会が愛知県で開催されるため、ぜひ会場で観戦してほしいと述べられました。